これがスペシウムソードか!と感動した3Dデータの話

注文が入る度に「本当にありがとうございます!」と心の中で深々と頭を下げている企画担当坂本です。

今日の話は3Dデータの話です。はっきり言って3Dデータとか3Dプリンターとか完全素人です。だから詳しいことはわかりません!

でもですね、今回商品化をスタートするにあたり「原型をどうするか」という話になるじゃないですか。御世話になっている原型師さんでも得意不得意がありますから、これは誰さんかなーとか、本当に作れるのかとかスタッフと頭抱えていた時に円谷の担当さんから「3Dデータうちで作れますよ」って言われ、これは「本家がやってくれるなら大変助かる!」とお願いしたんです。

話脱線しますけど、自分昭和40年代生まれ。わかってくれる方いると思いますが、まさに「ウルトラマン」世代なわけです。小学校5年生の移動教室でのキャンプファイヤー時のクラスの出し物を自分の提案でウルトラマンA「全滅!ウルトラ5兄弟」をやったほどです。

そんな世代の自分が「あの円谷プロダクションと仕事をしている!」「それどころか、3Dデータの仕事をあの円谷プロダクションに頼んだ!」ってもう信じられないわけですよ。そして、更に信じられない事が!

3D全体画像

「できました」という事で3Dデータが送られてきたんですが、それが「円谷LSS」ってなっているんですよ。

「え?円谷LSS!?円谷LSSが作ってくれたの!!!!!!」。意味がわからない方すいません!円谷LSS(ライトスカルプチャースタジオ)は怪獣造形など作っているまさにモノホンの会社なわけです。信頼度抜群なわけです。もう、データが光っているわけです(気持ち的に)!普通の事なのかもしれないですが、本当に有難かったです。

今でも思い出しますよ、最初見た時の凄さ。

3Dグリップアップ画像

コミックスでは見られないこのモールド!グリップの所なんかご飯2杯はいけますよ!「ええ!?このグリップの所どうなってるの!モールドすげーよ!」ってなるわけです。さらに3Dなので色々な角度から見られるわけです。

3Dグリップアップ斜め上画像

鞘のこの凹みモールドとか、あそことか、こことか。コミック上での演出とか非常にかっこよいので商品化したらかっこいいと思っていましたが、この3Dデータ画像を見て「これ、まじで商品化したら絶対かっこいい!」って確信に変わりました。

 

おまけ「断面図」

設定はスペシウムエネルギーを流し込んでぶった切るって事でしたので「なるほど、だから刃がそれほど鋭くないのか」ってもう惚れ惚れして断面図も見ていました。

3D断面図ソード画像

これが1/1サイズで、自分の家で鑑賞できるのであれば、まずは細部まで色々な事がわかるでしょう。本当にグリップの所とか芸術の域ですよ。