「はっ!」と気づかされた言葉

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企画担当の坂本です。

まずは状況ですが、数本づつ出来上がってきているのですが1~2本はやりなおし。

特にこだわっている刀身の色はスペシウムソードの「命」の部分なので、少しでも設定と違うものは全部やり直しをしています。塗装時は問題なくても乾燥すると微妙に「これじゃない」ってのが出てくるんです。正直「これとこれ何が違うの?充分かっこいいじゃん!」と別担当スタッフから言われるのですが、先生も非常にこだわっていた部分なので妥協はできません。実物の半艶消しの鈍く光りを反射する刀身を見て頂ければ、ベタなつや消しやテカテカなものより「むむむ!」となると思います。

今日は1本出荷、3本が出荷スタンバイ。天候次第ですが今週末か週明けに7本上がる予定なので5本は行けるかなと。ただ、刀がOKでも鞘にダメだしも当然しているのでセットが揃わないとダメという一進一退の状況です。

当然「いつ自分のが届きますか」というメールやご連絡をいただき、誠心誠意状況をお話しをさせていただいているのですが、先日ご予約いただいたお客様からのこんなお言葉をいただきました。

「俺はキャンセルなんてしないよ。いつまでも待つから!」

もうですね、事情を話した後にこの言葉をいただいたんですが、電話ごしに本当に嬉しくて泣きそうになりました。とてつもない勇気をもらいました。ああ、こういう熱い人達が待っているんだなと改めて気づかされました。正直、毎日毎日やっている中で「遅いからもういらない」とか言われるんじゃないかなとか不安がよぎるわけです。でもこの言葉はパンチがありました。「いつまでも待つから!」。本当に有難いですよ。

だからと言ってのんびり作る事はしません。できるだけ早く良い物を皆さんにお届けできるよう頑張ります。

そして、反省点もあります。作る方ばかり意識が向いていて、ご予約いただいた方に状況や進捗などの報告ができていなかった事、それにより不安にさせてしまった事。色々気づかされました。今後はメールやこのブログにも書いていきます。

そうそう、お買い上げいただいた方には生産数、世に出る数をお知らせいたしましたが、みなさんあまりの希少価値にひっくり返ったという報告をいただいております。ご予約いただいていない方にも、異星人をぶった切れる強者が地球にどれだけいるのか、いずれ世界生産総本数は発表いたしますね。

寒くなってきましたから皆さん風邪などひかぬよう気を付けてください!